Kデスクトップ環境

1.5. ユーザ

ここでは、ログイン ウィンドウにおいてユーザがどのように表示されるかを変更することができます。

1.5.1. 画像

システムを利用する各ユーザは画像で表されます。ユーザ用の画像は $(KDEDIR)/share/apps/kdm/pics/users/$(USER).xpm. という名前のファイルに保管されます。 もし、ユーザにそのようなファイルが用意されていなければ、 $(KDEDIR)/share/apps/kdm/pics/users/default.xpm ファイルが代わりに使用されます。 ユーザに新しい画像を割り当てるには、いずれかのリスト ボックスからその ユーザを選択して右側の画像ボタンに画像ファイルをドロップするか、 画像ボタンをクリックし、画像選択ダイアログから新しい画像を選択します。

ユーザが選択されていない場合は、標準設定で使用される画像を変更するか、 問い合わせが行われます。

置き換えは KFM プロセスによって実行されます。そのため、画像ファイルが 既に存在している場合は、KFM は置き換えを行ってよいか尋ねてきます。 確認すると、画像は置き換えられます。この時、「適用」ボタンを押す必要はありません。

1.5.2. ユーザの選択

ユーザを表示しない設定を選択すると、ユーザはログイン ウィンドウでユーザ名を 書かなくてはなりません。ユーザを表示する設定を選択すると、自分を表している アイコンをクリックして、パスワードを入力し、「Go」ボタンを押すだけで済みます。

このページには 3 つのリスト ボックスがあります。左側にある大きなリスト ボックスには、普通のユーザと思われるシステム上の全てのユーザが表示されます。 右側上のリスト ボックスには、選択されたユーザが表示されます。右側下の リスト ボックスには、ログイン ウィンドウに表示することを望まないユーザが 表示されています。ユーザを別のリストボックスに移動するには、今いる リストボックスの中のユーザ名をクリックし、「>>」を押すと左側のリスト ボックスから右側のリスト ボックスに移動します。また、「<<」を押すと 右側のリスト ボックスから左側のリスト ボックスに移動します。

表示するユーザの決め方には 2 通りあります: