Kデスクトップ環境

章 1. KDevelopへようこそ!

KDevelop統合開発環境(Integrated Development Environment)へようこそ!

KDevelop IDEは、C/C++プログラマが簡単に使える開発環境を提供するため、KDevelpチームにより設計されました。これには、現在のKDevelop(Version 1.0)が持つ全ての特徴と、IDEを使っていく上でのさまざまな部分で上級者だけでなく初心者にも役に立つドキュメントハンドブック集も加えようと、チームが集めた全てのプログラミングの知識が提供されています。私たちはあなたが求めている開発環境を提供したいと思っています。そして、KdevelopでK Desktop Emvironmentとフリーソフトウェアコミュニティ(それが商業的な目的であってもかまいません)に貢献するアプリケーションを作ってほしいと願っています。

現在、KDevelopのドキュメントは4つの章、および来るべきKDE 2開発フレームワークに関する章の計5つに分かれています。すべてのパートはよく書かれていて、あなたがアプリケーションの開発を始められるように有益で理解できる文章になっています。 :

KDevelopユーザマニュアル

UNIXシステム用KDevelp統合開発環境(IDE) Version 1.0リファレンスガイド

KDevelopユーザマニュアルはIDEが提供するすべての機能の説明です。またここでは、一般的なプロジェクトと、およびそれがGNU標準開発ツール(GNU standard development tools)を使ってどのように設定されるのかに関しても説明します。

KDevelopプログラミングハンドブック

KDevelop IDE Version1.0を利用してK Desktop Environment(KDE)用C++アプリケーションを設計するためのユーザガイド

KDevelopプログラミングハンドブックでは、実際にIDEを使って行く上で関連する話題を取り扱います。プロジェクトの形式と、KDEとQtアプリケーションに関する基本的なことや、KDevelopアプリケーションウィザード(Application wizard)が生成するソースコードに対する説明を行います。さらに、開発プロセスにおける数々のステップ - ドキュメントを書いたり、KDEファイルシステム標準(File System Standard)と関連するように、プロジェクトのファイルのインストール設定を行う - などを説明します。

KDEアプリケーションチュートリアル

例題プログラムによるKDEアプリケーションの作り方と、QTライブラリを含んだチュートリアルプログラムのビルド(build)方法に関するチュートリアルコレクション

KDEアプリケーションチュートリアルでは、初心者(や上級者)がサンプルプロジェクトの作成を通してQtおよびKDEアプリケーションを設計する方法について学びます。Qt例題プログラムとKDEアプリケーションプロジェクトを理解できるように、Qtライブラリを含んだチュートリアルを作成することから始めます。この例題を学べば、KDevelopプログラミングハンドブックで述べられている内容を理解することが容易になるでしょう。

KDEライブラリ リファレンスガイド

KDE用C++アプリケーション設計リファレンスガイド

リファレンスガイドでは、KDEアプリケーションフレームワークの構造化された情報や、イベントハンドリング(eventhandling)、シグナル/スロット(signals/slots)、提供されるGUIコンポーネント、ユーザからの入力を受け付ける標準ダイアログボックスの利用、などについて説明します。さらに、標準KDEアプリケーションフレームワークを考慮し、現在確定しているQt2.0/KDE 2を含んだ汎用的な情報についても説明します。

KDE 2開発者ガイド

数々のKDEの作者による、KOM/OpenPartsを含むKDE 2 APIの利用に関するドキュメント集

この章では、数々のKDEの作者によって書かれた、KDE 2の開発をターゲットとする文章のコレクションです。議論中の実装に関する情報や、KDE 2が開発者に提供する新しい機能と技術に関しての一般的な説明です。